肩こりや腰痛と並んで、 股関節まわりの違和感や張りのご相談は、 女性からいただくことが多いです。
これには、いくつか理由があります。
まず、骨格の違いです。 女性の骨盤は、男性と形が違います。 そのぶん股関節の角度やはまり方も違っていて、 構造的に、まわりの筋肉で支える役割が 大きくなりやすいと言われています。
次に、筋力です。 支える役割が大きいのに、 支えるための筋力は、男性より少なめの方が多い。 支えきれない分が、張りや違和感として出やすくなります。
そしてもうひとつ。人にもよりますが、足元です。
足の裏には、体を下から支えるアーチがあります。 このアーチを支えているのも、筋力です。 ここの筋力が落ちると、土台から崩れやすくなります。
そこに、パンプスやヒール。 履く時間が長いと、足元のバランスはさらに崩れやすくなり、 外反母趾などがあると、その影響は足だけで終わらず、 膝や股関節の使い方にも及びます。
体は、下から積み上がっているので。
仕事上、履かないわけにいかない方も多いと思います。 やめましょう、という話ではありません。
ここで、勘違いしてほしくないことがひとつ。
「女性だから、仕方ない」ではありません。
骨格は変えられませんが、 支える筋肉の使い方は、変えられます。 使いすぎている場所があり、使えていない場所がある。 支える側が働けるようになってくると、 股関節まわりの負担は変わってきます。
まずは、ご自分の股関節まわりがどういう状態なのかを、 知ることからで十分です。