たまに聞かれます。結論から言うと、道具は使ったほうがいいと思っています。
ただ、「これがいいですよ」と一つに決めてお伝えすることは、あえてしていません。合わないものを勧めてしまうと、かえって体に負担がかかることがあるからです。足の形も、体の使い方も個人差が大きく、商品によっても作りが違います。誰かに合ったものが、そのまま自分に合うとは限りません。
いろいろ試して、自分に合うものを見つけていくのが確実だと思います。私は靴の専門ではありませんので、そこは専門で見てくれる方の意見を聞いてみるのがいいと思います。
ただ、体の側のことはお伝えできます。今どこが弱くなっているのか、立ったときに体重がどうかかっているのか。これは見て、触って、はっきりお伝えします。それが分かっていれば、道具を選ぶときの材料になります。
その上で、ひとつだけ。道具は、足りないところを助けてくれるものです。ただ、支える側が使えるようになるわけではありません。使えていない場所をかばうから、不調が出る。そこは道具の外側の話になります。
道具で楽になるところは、道具に任せていい。そのうえで、自分の体で支える側も、少しずつ使えるようにしていく。両方あっていいと思っています。