そう聞かれることが、あります。
答えは、いつも同じです。 うちでは、やりません。
鳴らす施術が好きなお客さんがいることはわかります。
それでも、私はやりません。
理由は、ひとつです。 体にかかる負担が大きい、と思っているからです。
背骨の中には、大事な神経の通り道があります。 その近くにある関節に、瞬間的に、強い力をかける。 特に首まわりで、それをやることが、私にはできません。
技術を持った方が、責任を持ってやっている領域だと思います。 私が半端に手を出していい場所ではない、というのが正直なところです。
だから、どうしても、という方には、こうお伝えしています。 きちんと技術があるところで、受けてください、と。
そのうえで、ひとつだけ。
あの「音」が何なのかは、実は、まだ決着がついていません。
関節を包む袋の中に、気体の空間ができるときの音だ、とも言われます。 その泡が弾けるときの音だ、とも言われます。 腱や靭帯が、骨の出っ張りを乗り越えるときの音も、それとは別にあります。
専門家のあいだでも、いまだに意見が分かれているところです。
音が鳴ったこと、そのものが、何かが良くなった証拠というわけではない。 少なくとも私は、そう考えています。
では、私は何をしているのか。
使いすぎている場所があり、使えていない場所がある。
その差を見つけて、使えていない側を、動かせるようにしていく。 地味です。音も鳴りません。
それでも、自分の体の癖を知って、自分でコントロールできるようになる。 その方法を、一緒に考えていきたいと思っています。
同じように「してほしい」と言われることの多い骨盤矯正については、「骨盤矯正、してほしいんですけど」でお話ししています。
首や肩のこりについては、こちらのページでも詳しくご説明しています。